実物提示教育とイクスリッドの看守

2010年11月6日その他MTG コメント (3)

先週のAMCでジャッジを呼んでルールを確認してもらったことについて。

・実物提示教育をプレイされたとき、NAPはAPの出すカードを見てから自分が出すカードを選べない

→Wikiに「アクティブ・プレイヤーからターン進行順にカードを選んでいき、その後選ばれたカードを同時に戦場に出す（APNAP順ルール）。つまり普通は自分から選んでいくが、急かし/Quickenなどを経由して相手のターンにプレイした場合はこの限りではない。（http://mtgwiki.com/wiki/%E5%AE%9F%E7%89%A9%E6%8F%90%E7%A4%BA%E6%95%99%E8%82%B2/Show_and_Tell）」って書いてあったし、この前フリプした友人も「大会出たときジャッジに確認した」って言ってたんで、NAPはAPの出すカードを見てから選べると思っていた(；´Д`A ```　。大会によってジャッジの判断が違ってるとこが気になるんで実物提示教育を使うときは当日のジャッジに確認しよっと。
AMCの時は大祖始の対消滅で選んだりとか関係無かったけどｗ

・こっちのイクスリッドの看守を除去られたとき、相手の墓地にある黄泉からの橋はリムーブされない

→生ける願いで看守を持ってきたとき、相手が暗黒破をプレイして起きた場面。今後も結構出会うかも。感覚的にはリムーブされそうだけど（だって墓地に落ちた＝看守は場を離れてる、だし）、リムーブはされないとのこと。もうちょっとちゃんと理由を聞いておけば良かった。納得が出来ない訳じゃなくて後学のためにね。
ジャッジの判定が出るまで5分以上かかった。家に帰ってググってみたらPTオースティン09でも同じ状況が起こっていたようで（http://coverage.mtg.ne.jp/ptaus09/qf3/）。ここでも「非常に時間がかかった」らしいんで、きっとルール的に難しいとこなんだろうね。特別なレアケースってわけじゃないから覚えとこうっと。

通りすがり

2010年11月6日23:42

>こっちのイクスリッドの看守を除去られたとき、相手の墓地にある黄泉からの橋はリムーブされない

イベントが誘発条件を満たしたかどうかはイベントの直後に存在するオブジェクトについてチェックされます
（例えばヴァラクートと山が4枚戦場に出ている状態で、同時に山が二枚戦場に出たときそれぞれの山についてヴァラクート能力が誘発するのはこのためです）

この考えで行くと、看守が戦場から墓地に置かれても黄泉からの橋の能力が誘発しそうですが実際にはそうなりません
実はこれにはいくつかの例外(CR上では｢特別に扱わ｣れるという表記になっていますが)があります

その一つが「戦場を離れた時の能力」です
この能力が誘発条件を満たしているかは、過去の状態を見てその能力が誘発するかどうかをチェックする必要があります

今回の場合は看守が除去されて墓地におかれますが、橋の能力が誘発するかどうかは過去（戦場に看守が存在した）の状態を吟味する必要があります

603.6dやMtG wikiの領域変更誘発などを参考にしてみてください

長々と失礼しました...これで間違えてたら凄く恥ずかし(ry